レンタルスペース運営で今できること。
こんにちは!東京はいよいよ切迫した状況になってきました。
国も緊急事態宣言を出す方向のようです。
スペース運営に関わりませんが、さらに厳しい状況になっていくのではないでしょうか?
物件情報を見ていると、このタイミングでの撤退も多くみられます。
それだけ物件情報があがってきているのですが、このタイミングで契約を進めるというのはなかなか難しいですよね。
今は既存の物件をどうするのか。
撤退するのか辛抱するのか。
僕は後者を選択していますが、その場合に今できることをしなければいけません。
とりあえず私が今やっていることをお伝えさせていただきます。
1.まずは大家さんに直接家賃の減額交渉をしています。
事業系の物件については、おそらくこのタイミングで解約になっても次の契約が締結されるのは厳しいでしょう。入退去には貸主もコストがかかります。
従って1ヶ月だけでも家賃を減額(僕は半額でもいいからとお願いしています)してもらえませんか?と話してみましょう。
仲介会社には基本的に話しても無駄な事の方が多いと思います。仲介会社としては退去した方が、原状回復費工事を受けたり、次の契約を締結した場合の仲介手数料や広告料を得るチャンスが生まれるのです。
つまり、仲介会社にとっては退去することはメリットになるのです。
従って、貸主さんに直接交渉をしましょう。
僕は既に交渉を始めており、今の現状をお話するとともに、物件に対する愛情や今のビジネスにかける想いを話しております。
2.次に実際の運営に関することです
利用者は激減しているのは間違いないですが、このような時でも一定の需要はあります。
当然、通常の会議等の利用も少ないながらあります。
しかし、緊急事態宣言後、これらはさらに少なくなる可能性があります。
ところがこの状況の中で、予約の用途を見ると今まであまりなかった用途が増えているのです。
それはテレワーク(1人での作業)やオンライン面接の会場としての使用です。
テレワークについては、在宅勤務になった人で、自宅では仕事がはかどらない方が利用してくれているのでしょう。
割と長時間利用してくれる方もいらっしゃいます。
オンライン面接については、この時期でもアルバイトや転職活動等は行われていますので、接触を避けるために企業側が導入しているのでしょう。
面接する側、受ける側のそれぞれからの予約があります。
面接する側は、数時間の予約が入りますが、受ける側からの予約は1時間~1時間半くらいが多いです。
いずれにしても、この2つの用途に共通することは利用人数が少ない事です。
1人または2人程度です。
したがって広さは必要ありません。
ワイファイ環境と静かなところであれば良いのだと思います。
僕のスペースは10人以上収容できるスペースですが、それでもこのような予約が入ってくるのは、おそらく少数でも利用しやすい価格設定にしたからだと思います。
どうせ入らないのなら少人数でも利用しやすい価格に設定しようと思って、価格設定を変えたら予想以上に反響があったということです。
すぐにでもできる2点をあげましたので、スペース運営を継続しようという方はやってみてはいかがでしょうか?
辛抱して再び活動できることを切に願います。