レンタルスペースについてのブログ

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船橋「FRIENDS会議室Ⅳ」

こんにちは!

今日は今週オープンさせたばかりの千葉県船橋市の「FRIENDS会議室Ⅳ」をご紹介したいと思います。

これが7件目になりますが、FRIENDSブランドやるのは4店舗目になります。

他の3店舗はオープン当初、業者に丸投げして作ってもらったり、運営の代行をお願いしていたのでブランドを分けていました。

ただ、今は7件中6件はすべて自主管理しているので、ブランドを統一しても良いのですが、そのままにしています。

 

FRIENDS会議室は「利用された方は全員仲間である」という想いから名付けました。

僕のスペースの利用者の方同士で繋がりができると嬉しいなあと思っています。

実際に僕自身スペースの利用者の方何人かと仲良くさせてもらったりしています。

いつも利用された方へはメールではありますが一方的に感謝の気持ちを伝えさせていただいており、勝手にコミニケーションをとった気になっています(笑)

下記がスペイシーの掲載ページです。

 

以前お伝えしているかもしれませんが、自分がお客さんに紹介したエリアで競合になりそうな物件は自分では出さないようにしています。

主要エリアの小規模物件はこのポリシーによりなかなか出せないんです(笑)

今は主要エリアでも別業態のレンタルスペースを企画しているので、競合しないように考えている最中です。

そういうわけで、どうしても新規開拓エリアが多くなってしまいます。

 

前置きが長くなりましたが、この会議室については契約に至るまでが独特でしたので紹介したいと思いました。

 

船橋は1年くらい前から出店を考えていました。

今回の物件に関しても実は半年ほど前に申し込みを入れたことがあるのですが、その時は部屋の管理会社から断られてしまいました。

面倒だったのでしょう。

そんなこともあったのですが、去年の12月に別部屋を見つけ確認したところ、大家さんは良いと言ってるけど、マンションの管理組合が何ていうかな?管理組合が良ければ契約はできますよという返事をいただきました。

そこで内見に行きました。ちょっと部屋の規模も大きくその部屋は断念することにしたのですが、せっかく船橋まで行ったので、管理人さんにお話をしてみました。

 

このビジネスの意義であったり、自分の想いなども話しました。

そうすると管理人さんは前向きに僕の話を聞いてくれました。

もし契約したのであれば協力するよ!と言ってくれたのです。

名刺だけお渡しして、その際はよろしくお願いしますということでその時は終わりました。

 

そして2月に間取りも家賃もちょうど良さそうな部屋で、大家さんの許可も取れている物件が見つかりすぐに内見に行きました。

内見してこれで決めようと決意したので、管理人さんに再び話をしに行きました。

 

そうすると管理人さんはなんとなく僕のことを覚えてたみたいで、最初から前向きに話を聞いてくれました。あたなはとても信用できそうな人だ!私も長い事人見てきたから分かる!と嬉しいお言葉もいただきました。

業態の説明などもしたところ、一応近隣の人には気を使う必要があるなと思ったらしく、このあと思いもよらない展開になったのです。

 

なんと管理人さんが、同じ建物の別部屋で空きがあり、そっちの方が角部屋でしかも隣はほとんどいないからそっちの方がいいんじゃないか?と別部屋の提案をしてくれたのです。

管理人さんの知り合いの部屋なのかな?

この時はちょっと詳細は分からなかったけど、僕としてもありがたい提案だったので、ぜひ見せてほしいと伝えました。

 

そこで管理人さんが色々と手配してくれて内見も無事にできました。

そのあと、不動産屋が合流して話をしました。(この時、僕がその不動産屋が仲介会社であるとは思っていませんでした)

段々話していくと仲介会社であることが分かってきたのですが(笑)

ここで契約したら仲介手数料をこの会社に払うことになるんだな・・・(笑)

自分のところの会社使えば手数料はかからないから・・・(笑)

 

そんな葛藤もあったわけですが、その不動産屋から契約条件をきくと、なんと最初に検討していた部屋よりも6000円ほど高いと。

しかもその物件は、以前問い合わせをして管理会社から貸会議室の用途では断られている物件だったのです。

 

それに気付いた僕は、まず家賃が最初に見た物件と同じにならなければ、契約はしないし、そもそも許可もちゃんと取れないなら契約はしないと伝えました。

その時の雰囲気では、無理そうでした。

僕も最初の部屋が他に取られるのは嫌だったので、家賃が下がるかどうか、許可が取れているのかどうかは今日中に連絡ほしいと伝えました。

それに間に合わなければ最初に見たほうを契約すると。

 

そうしたら、数時間後に連絡が来て、何と家賃6000円も下げると!

しかも許可もとれたとのこと。

 

即答でこの部屋で契約します!と伝えました。

 

そして順調に色々と進めており、契約1週間前に迫ったところで問題が出てきたのです。

契約書の利用目的に「貸会議室」の記載がない。

「貸事務所の斡旋」となっていました。

これでは全く用途が違うし、そもそも大家さんがちゃんと認識しているのか心配になってきたので、仲介会社に変更するように言いました。

そうすると、それはできないと!

 

はっ?????????

 

今更ふざけんな!!!!!

 

かなり怒りが込みあげてきました。このままでは契約はするつもりはないし、とはいえ最初の物件は断ってるし、今の部屋で準備も進めている。

 

ここで契約するしかない。

 

まず管理会社に連絡して、用途についての認識を確認したところ、その使い方じゃダメと言い出す。

くっそーーーーーーー!

やっぱりか、自分で確認したときに断られたもんな・・・

おかしいと思ったよ。

仲介会社が適当なんだ。

自分も同じ仕事をしているから、このいい加減さが余計に許せない。

でも今はそんなこと言っても仕方ないので、とにかく管理会社にいろいろと話す。

 

そして管理人さんからの許可を得ているんだから、問題ないだろ!という話をすると部屋の管理会社(オーナー側の仲介会社)も直接確認してみますと。

 

電話を切った後、まず管理人さんに速攻で電話。

管理人さんに再度、問題ない旨を確認。管理人さんも、完全に用途を理解していたわけではないようで、少しおどおどしてた感じはしたけど、そこはちょっと強めに話はさせてもらい、管理会社にも前向きな返事をしてくれるということで確約を得た。

 

そして数時間後に管理会社から「貸会議室」として契約する旨の連絡が。

ここでやっと安心。

 

その後は管理人さんから、誓約書の提出など少し面倒な手続きもあったけど、管理人さんはあくまでも僕の味方だよ!という姿勢を示してくれています。

僕もその気持ちに応えるように管理をちゃんとするし、利用状況など管理人さんに報告しています。

 

今回の出来事のポイントは2つ。

1つは元々貸会議室不可の部屋を可にしたこと。

そしてもう1つは、実権を握ってる管理人さんを口説き落としたこと。これが契約に至った最大の要因です。

この行為は僕が事業者として話をしたからできたことで、仲介会社の立場として話していたら、このような結果になっていたか分かりません。

つまり事業者としての熱意などが伝わったということでしょう。

 

これは今後物件を探すうえで1つの参考にしていただきたいです。

人に任せるのも良いが、最終的には事業者なのです!

 

僕はいつも物件紹介していますが、円滑に運用するためにはやはり最終的には自分自身です。

以前、トラブル対応についてもお伝えしましたが自分自身で真摯に対応すること。

これに尽きます!

 

長くなりましたが、物件探しの1つの事例として、僕の最新スペースをご紹介させていただきました。